MAGAZINEOSマガジン

インフォメーション

レクサスの車検はどこで受けることができる?依頼先別のメリットとデメリットをご紹介

2024.06.25

レクサス  車検

レクサスとはトヨタが展開するブランドで、高級車を販売しています。

高級車は輸入車が多いイメージですが、レクサスは国産であり、クオリティや安全性が高く評価されています。
レクサス車に乗っているが、どこで車検を受けるべきか分からない方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、レクサスの車検の依頼先や依頼先別のメリット、デメリットについて解説していきます。
レクサスの車検の依頼先でお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

レクサスの車検

レクサスの車検の流れや依頼先について解説していきます。

レクサスの車検の流れ

レクサスの車検のおおよその流れは、以下のとおりです。

1.車検用の車を入庫する
2.エンジンルームを点検・整備する
3.室内操作系を点検・整備する
4.足回りを点検・整備する
5.下回りを点検・整備する
6.ボディを点検・整備する
7.灯火類を点検・整備する

部品の損傷が激しい場合や汚れが目立つ場合などは、、修理ではなく、部品交換となります。
消耗が早い部品については、積極的に交換が行われます。

レクサスの車検依頼先はどこがある?

レクサスの車検依頼先は、以下のとおりです。

・ディーラー
・カー用品店
・ガソリンスタンド
・指定整備工場
・車販売店

それぞれのメリットとデメリットについて解説していきます。

ディーラー

ここでは、ディーラーに車検を依頼するメリットとデメリットについて解説していきます。

メリット

ディーラーに依頼するメリットは3つあります。

1つ目は、品質の高さです。
ディーラーはメーカーの正規販売店であるため、車をよく理解しており、きちんと教育を受けています。

そのため、信頼して任せられる安心感があります。
また、どのディーラーに依頼しても品質に大差がありません。

2つ目のメリットは、最新設備が整っている点です。
ディーラーでは、最新車種の電子系部品やコンピューターに不具合が生じた場合でも対応できます。

3つ目のメリットは、アフターフォローが整っている点です。
ディーラーで車検を受ければ、車検後に不具合が生じた場合、いつでも対応してくれます。
また、予備整備も行ってくれるため安心です。

デメリット

ディーラーに依頼するデメリットは、2つあります。

1つ目のデメリットは、車検期間が長い点です。
車検期間は依頼先によって異なりますが、ディーラーでは一般的に2日〜3日程度かかります。
細かい整備まで行ってくれるものの、車検期間が長いため、早く手元に車が戻ってほしい方には不向きでしょう。

2つ目のデメリットは、車検費用が高額になる点です。
ディーラーでは修理や交換の部品がすべて純正品であるため、ほかの依頼先と比較すると、費用は高額になる傾向にあります。

車検費用を抑えたい方や早く終わらせたい方には、適していないでしょう。

カー用品店

ここでは、カー用品店に依頼するメリットとデメリットについて解説していきます。

メリット

カー用品店に依頼するメリットは、2つあります。

1つ目のメリットは、店内に車検対応部品が豊富にある点です。
カー用品店は多数の商品を取り扱っているため、車検で必要な部品があった場合にスムーズに対応できます。

2つ目のメリットは、車検費用が抑えられる可能性がある点です。
大手のカー用品店であれば、費用を抑えて車検を受けられるかもしれません。

デメリット

カー用品店に依頼するデメリットは、2つあります。

1つ目のデメリットは、すべてのカー用品店で指定工場を完備しているわけではない点です。
即日車検を考えている方には、適していないでしょう。

2つ目のデメリットは、技術力に差がある点です。
口コミや評価を調べてから決めなければなりません。

ガソリンスタンド

ここでは、ガソリンスタンドに依頼するメリットとデメリットについて解説していきます。

メリット

ガソリンスタンドに依頼するメリットは、3つあります。

1つ目のメリットは、ディーラーなどに比べて車検費用が比較的安価な点です。
ほかの依頼先に比べて安価で受けられるため、費用を重視する方はガソリンスタンドに依頼するのがおすすめです。

2つ目のメリットは、割引き特典が付与される可能性がある点です。
ガソリンスタンドに依頼すると、ガソリン割引きや洗車サービスなどの割引き特典が付いてくることがあります。

3つ目のメリットは、手軽に車検を受けられる点です。
行き慣れているガソリンスタンドで洗車や給油のついでに、車検の見積もりや予約をできるため、手軽に車検を受けられるでしょう。

デメリット

ガソリンスタンドに依頼するデメリットは、2つあります。

1つ目のデメリットは、質や時間が不規則な点です。
整備環境やスタッフは店舗によって異なるため、口コミや評価などを確認して選ぶ必要があります。

2つ目のデメリットは、代車がない可能性がある点です。
ガソリンスタンドの場合、店舗によっては代車がない可能性があるため、あらかじめ確認しておきましょう。

指定整備工場

ここでは、指定整備工場のメリットとデメリットについて解説していきます。

メリット

指定整備工場に依頼するメリットは、2つあります。

1つ目のメリットは、車検費用が抑えられる点です。
車検費用自体が格安なのはもちろん、万一車両に不具合があった場合でも修理費用が安価で行えます。

2つ目のメリットは、車検満了日の45日前に車検を受けても満了日が変わらない点です。
通常、車検1カ月前以降でなければ、車検満了月が前月にずれてしまいます。

しかし、指定整備工場であれば、車検満了1カ月前以降で日程調整が困難な場合、前月にずれ込むことなく車検を受けることが可能です。

デメリット

指定整備工場のデメリットは、2つあります。

1つ目のデメリットは、土日祝日に営業していないことが多い点です。
平日に車検に出す時間がない方には、適していないでしょう。

2つ目のデメリットは、工場の品質が一定ではない点です。
工場によって品質や設備が異なるため、口コミや評価を調べて決める必要があります。

車販売店

ここでは、車販売店のメリットとデメリットについて解説していきます。

メリット

車販売店に依頼するメリットは、2つあります。

1つ目のメリットは、充実した設備や技術力の高さです。
ただし、店舗によって設備も技術力も異なるので注意しましょう。

2つ目のメリットは、幅広いメーカーや車種の車検に対応している点です。
メーカー問わず対応してくれるため、安心して相談できるでしょう。

デメリット

車販売店に依頼するデメリットは、2つあります。

1つ目のデメリットは、大手チェーンの場合は車検費用が高額になりやすい点です。
車販売店の大手チェーンでは、車検費用が比較的高い傾向にあります。

2つ目のデメリットは、大手チェーン以外の車販売店では、点検設備が不十分なことが考えられます。

値段だけで決めてしまうと、納得のいかない結果になってしまう恐れがあるため、口コミや評価をあらかじめ調べてから決めると安心です。

OSでは元ディーラー整備士が自社認証整備工場を利用して車検を行います。
熟練の整備士が担当するため、安心して車検をまかせられます。
ディーラーに依頼したいけど、費用や期間が気になるという方は、ぜひOSをご利用ください。
レクサス専門店OSの公式サイト

レクサスの車検費用

ここでは、レクサスの車検費用について解説していきます。

レクサスの車検費用の内訳

レクサスの車検費用には、「法定費用」「車検基本料」「部品交換費用」の3つが含まれます。
それぞれの費用について解説していきます。

法定費用

法定費用の内訳は下記になります。

・自動車重量税
・自賠責保険料
・印紙料

法定費用は輸入車や国産車に関係なく、車両重量や排気量などによって一律に金額が決められています。

たとえば、レクサスNXの場合は2.0t以下に区分されるため、重量税は32,800円、自賠責保険は20,010円、印紙料は1,200円です。

一般的な車両重量ごとの自動車重量税は以下です。

重量・車種 エコカー エコカー(本則税率) エコカー外 エコカー外 エコカー外
右以外 13年経過 18年経過
0.5t 免税 5,000円 8,200円 11,400円 12,600円
~1t 免税 10,000円 16,400円 22,800円 25,200円
~1.5t 免税 15,000円 24,600円 34,200円 37,800円
~2t 免税 20,000円 32,800円 45,600円 50,400円
~2.5t 免税 25,000円 41,000円 57,000円 63,000円
~3t 免税 30,000円 49,200円 68,400円 75,600円
軽自動車 免税 5,000円 6,600円 8,200円 8,800円

引用:継続検査等時における自動車重量税の増額
一般的な自賠責保険料は以下です。

加入時期 普通自動車 軽自動車
12か月 11,500円 11,440円
13か月 12,010円 11,950円
24か月 17,650円 17,540円
25か月 18,160円 18,040円
36か月 23,960円 23,520円
37か月 24,190円 24,010円

自賠責保険料は、加入時期や自動車の種類によって費用が変動します。
車を所有している方は必ず加入する必要がある保険です。

また、車検時に必要な書類の発行にかかる費用のことを印紙料といいます。
印紙料が発生する車検に必要な書類は以下です。

・自動車検査登録印紙
・自動車検査証紙

これらの証紙と印紙は、自動車技術総合機構や国に支払うために使用します。
業者に依頼する場合は、これらの印紙の発行は業者が行ってくれるため、ユーザーは印紙料を払うだけで良いでしょう。

車検基本料

車検基本料金とは車検を業者に依頼する際にかかる費用で、法定費用のように決まった金額ではなく、どこで車検を受けるかによって異なります。

車検基本料金には技術料や代行手数料、加えて基本点検技術料や整備技術料などが含まれています。
基本点検技術料とは、「法定24か月点検(56項目)という自家用乗用車の継続して行う検査に必要な費用です。

また、整備技術料は、車検を通す際に必要な費用で、故障や修理、部品の交換が多いほど高額になります。

部品交換費用

部品交換費用は、部品交換が必要な場合に発生する費用です。
年式や使用用途、頻度などによって異なりますが、部品に異常があった場合は交換が必要となります。

ディーラー車検では純正パーツを使用し、一方、整備工場ではリビルト品を使用します。
リビルト品とは、廃車になった車両から取り出して再利用可能な部品のことです。
これらは一度使用された部品であるため、新品の純正パーツに比べるとかなり費用を抑えて利用することができます。

レクサスの車検費用が高額な理由

レクサスの初回車検は、20万円〜30万円程度の高額な費用がかかるといわれています。

レクサスの車検費用が高額な理由は、レクサス独自の「レクサスケアメンテナンスパック」「G-Link」という2つの保証プランがあるためです。

「レクサスケアメンテナンスパック」は、新車登録日から3年間、点検とメンテナンスを無料で行ってくれるサービスです。

必ず加入しなければならないわけではありませんが、購入時にディーラーに勧められることが多いでしょう。
3年目以降は有料となりますが、車検とセットで契約する方が多い傾向にあります。

「G-Link」とは、車とネットワークを繋げて、快適なドライブを提供するテレマティクスサービスです。

専用のスマートフォンアプリと車を連携させ、車を利用中はもちろんのこと、利用前や利用後にも車と繋がれる新しいサービスも追加されました。
これにより、今まで以上に安心安全で快適なカーライフを満喫することが可能です。

ソフトウェア更新などのサービスも含まれるため、加入を勧められることが多いですが、年間1万9,000円程度の基本料金が追加されます。

レクサスの車検費用を抑える方法

レクサスの車検費用を抑える方法は、以下のとおりです。

・比較的低価格の指定整備工場を選ぶ
・相見積もりをする
・自分で車検を行う
・定期的にメンテナンスを行う

それぞれの方法について解説していきます。

比較的低価格の指定整備工場を選ぶ

費用を抑える方法の1つは、比較的低価格の指定整備工場を選ぶことです。

指定工場とは、地方運輸局長の認証を受けた認定工場の中でも、自動車の検査の設備が整っており、検査員による点検や整備が認められた工場です。

国の認証を受けた指定工場なので、安心して車検を受けられます。
その中でも比較的低価格な工場を選ぶと、費用を抑えることが可能です。

相見積もりをする

相見積もりをすることも費用を抑える方法の1つです。

車検は依頼する業者によって値段が大きく異なるため、相見積もりを取って一番費用が抑えられている業者を選ぶのが良いでしょう。

ただし、安さだけで選んでしまうと、設備が整っていなかったり、技術が低かったりする恐れがあるため、費用だけでなく、口コミや評価なども調べて選ぶのがおすすめです。

自分で車検を行う

車検は一般的に業者に依頼して受けることが多いですが、自分で行うことで車検費用を抑えることもできます。

自分で車検を行うには、運輸支局に車を持ち込む必要があります。

運輸支局は平日に開庁しているため、開庁している時間帯に持ち込みができ、車の点検や整備に関する専門的知識がある場合には、自分で車検を行えるでしょう。

自分で車検を行う際にかかる費用は、検査手数料1,400円と自動車重量税、自賠責保険料、印紙代の法定費用のみなので、3万5,000円〜4万円程度に抑えられると考えられます。

定期的にメンテナンスを行う

車検費用を抑えるには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
肝心の車の状態が悪ければ、当然整備箇所や部品交換が増えて、高額な費用が必要になります。

日頃からメンテナンスをきちんと行い、気になる箇所があれば車検期間でなくとも、整備を行って、常に良い状態を維持しておくことで、車検時に必要最低限で済むので費用を抑えられるでしょう。

まとめ

レクサスの車検依頼先は、ディーラー、カー用品店、ガソリンスタンド、指定整備工場、車販売店の5つあります。

それぞれにメリットとデメリットがあり、自分が何を重視するかによっておすすめな依頼先が異なります。

レクサスの車検費用は法定費用、車検基本料、部品交換費用が含まれていますが、レクサス独自の2つの保証プランによって、他社メーカーと比較すると高い傾向にあります。

車検費用を抑えるには、比較的低価格の指定整備工場を利用したり、相見積もりで最も格安の業者を選んだり、自分で車検を行ったり、定期的にメンテナンスをしたりするようにしましょう。