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レクサスの維持費はいくらかかる?維持費を抑えるコツも紹介!

2024.06.26

レクサス  維持費

レクサスは、1989年に北米市場で登場したトヨタから販売されている高級ブランドです。
レクサスというと、高級ブランドのイメージが強く、維持費がかかるのではないかと不安に感じる方もいるでしょう。

そこで本記事では、レクサスの維持費がいくらかかるのか、維持費を抑えるコツについて解説していきます。
レクサスの維持費でお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

レクサス維持費の内訳

ここでは、レクサスの維持費の内訳をご紹介していきます。

レクサス維持費の内訳

維持費は車種や使用状況、環境によって異なる部分もありますが、レクサスの維持費には以下の費用が含まれます。

・自動車税
・ガソリン費用
・車検
・任意保険
・メンテナンス費用

それぞれの費用について解説していきます。

自動車税

自動車税は、車両の排気量によって以下のように金額が決められています。

排気量 自動車税
~1,000cc 25,000円
1,000cc~1,500cc 30,500円
1,500cc~2,000cc 36,000円
2,000cc~2,500cc 43,500円
2,500cc~3,000cc 50,000円
3,000cc~3,500cc 57,000円
3,500cc~4,000cc 65,500円
4,000cc~4,500cc 75,500円
4,500cc~6,000cc 87,000円
6,000cc~ 111,000円

レクサスは車種やモデルによって排気量が異なりますが、2,000cc〜3,500ccが一般的です。
したがって、年間で43,500円〜57,000円程度の自動車税がかかります。

ガソリン費用

レクサスの維持費の中でも、最も変動の大きい費用がガソリン費用です。

ガソリン費用は、下記の要因で大きく異なります。

・ガソリン車かハイブリッド車
・グレード
・使用頻度
・車種

たとえば、ガソリンモデルとハイブリッドモデルがあるレクサスNXの実燃費は、ガソリンモデルが10.0km/L、ハイブリッドモデルが16.0km/Lと、同じ車種であっても大きな差があります。

燃費を確認し、年間の走行距離を踏まえてガソリン費用を計算することが大切です。

レクサスNXの燃費についてはこちら

車検

車検は、新車購入から3年後、それ以降は2年ごとに行わなければならない検査です。
車検費用は、法定費用と車検基本料が含まれます。

法定費用とは、自賠責保険料や自動車重量税、印紙代です。
自賠責保険料は、車の所有者が必ず加入しなければならない保険で、自動車の種類や加入期間によって値段が異なります。

一般的な自賠責保険の費用は下記です。

加入時期 普通自動車 軽自動車
12か月 11,500円 11,440円
13か月 12,010円 11,950円
24か月 17,650円 17,540円
25か月 18,160円 18,040円
36か月 23,960円 23,520円
37か月 24,190円 24,010円

自動車重量税は車両重量によって金額が変動し、0.5トンごとに4,100円ずつ増えます。
印紙代は、車検利用時に2,100円必要になることが一般的です。

一般的な車両重量ごとの自動車重量税は下記になります。

重量・車種 エコカー エコカー(本則税率) エコカー外 エコカー外 エコカー外
右以外 13年経過 18年経過
0.5t 免税 5,000円 8,200円 11,400円 12,600円
~1t 免税 10,000円 16,400円 22,800円 25,200円
~1.5t 免税 15,000円 24,600円 34,200円 37,800円
~2t 免税 20,000円 32,800円 45,600円 50,400円
~2.5t 免税 25,000円 41,000円 57,000円 63,000円
~3t 免税 30,000円 49,200円 68,400円 75,600円
軽自動車 免税 5,000円 6,600円 8,200円 8,800円

引用:継続検査等時における自動車重量税の増額

レクサス車検について詳しくはこちら

任意保険

自賠責保険とは別に、車両の盗難や災難、事故による損傷、ドライバーや同乗者のケガや志望などさまざまなリスクに対応した任意保険に入るのが一般的です。

任意保険は年齢や事故の有無、補償内容などによって、金額が変動します。
ゴールド免許で30歳の人が賠償範囲を無制限で任意保険に加入する場合には、年間70,000円程度が必要です。

補償内容が少なくなれば、もちろん金額は低くなりますが、必要な補償範囲をきちんとカバーできる保険プランを選ぶ必要があります。

メンテナンス費用

レクサスだけに限らず、車を長く乗り続けるためには、メンテナンスは欠かせません。
メンテナンス費用には、洗車費用や消耗品費用が含まれます。

洗車費用は場所によって大きく異なり、自動洗車機を設置しているガソリンスタンドなどでは100円〜1,000円程度で洗車が可能です。

一方で、専門の洗車サービスや手洗い洗車を利用すると、高額な場合6,000円程度必要な場合もあります。

自宅で洗車ができる場合には、洗車グッズを用意すれば費用を抑えて綺麗な状態を保つことが可能です。

車のあらゆる部品は経年劣化してしまうため、交換しなければなりません。
以下のようなものが交換が必要になる消耗品です。

・エンジンオイル
・ワイパーゴム・ワイヤーブレード
・ウォッシャー液
・エアクリーナー
・バッテリー
・ブレーキオイル
・エアコンフィルター

毎年10万円程度のメンテナンス費用に加え、タイヤ交換が必要な際には10万円〜20万円程度追加で費用がかかるでしょう。

その他費用

車を所有すると、高速代や駐車場代、修理代もかかります。
高速代は全国一律ではなく、車の種類や通行区間によって金額が異なります。

ETCを利用すると、休日割引や深夜割引などを使ってお得に乗ることも可能です。
自宅に駐車場がない場合には、駐車場代も発生します。
駐車場代は地域などによって異なりますが、全国平均で8,000円程度です。

駐車場を借りる場合には、自宅付近でいくつか場所を選んでおき、費用や家からの距離などを比較すると良いでしょう。

また、車に不具合が発生した場合には、修理代もかかります。
修理内容によって金額は異なりますが、エアバックが作動するような大きな事故の場合には、100万円以上の修理代がかかることもあります。

任意保険を利用して修理代を抑えることも可能ですが、翌年の保険料が高くなってしまうため、どちらがお得かを考えてから利用するのがおすすめです。

レクサスの年間維持費

レクサスNX 300h AWDを例に挙げて、年間維持費を例に見ていきます。

自動車税 45,000円
ガソリン費用 85,680円
車検代 37,365円
任意保険料 58,720円
諸経費 76,000円
総額 302,765円

ただし、高速代や駐車場代、修理代なども必要に応じて加わります。
任意保険料やガソリン費用など、自分の環境にあわせて計算しましょう。

維持費の高いレクサス

レクサスには車種が豊富にあり、維持費も異なります。
ここでは、維持費の高いレクサスの車種をご紹介していきます。

1位:レクサスLX

維持費の高いレクサス1位は、LXです。

LXはトヨタのランドクルーザーの姉妹車で、走破性の高さや最先端のドライビングサポートテクノロジーを積極的に採用していることから、世界各地の人々を魅了しています。

LXの燃費性能は6.5km/Lで、レクサス前提で最もガソリン費用がかかる車種だといわれています。

2位:レクサスLS

レクサスLSハイブリッド

維持費の高いレクサス2位は、LSです。

LSはトヨタのセルシオという名前で日本国内で販売されており、高級セダンとして人気を集めていました。
車両姿勢制御VDIMやインテリジェントパーキングシステムなど、さまざまな安全機能を搭載しています。

LSのガソリンモデルの燃費性能は7.7km/L〜8.4km/Lで、LXに次いで燃費が悪いですが、ハイブリッドモデルの燃費性能は高く、維持費も安い傾向にあります。

レクサスLSの在庫一覧はこちら

3位:レクサス RC F

レクサスRC F

維持費の高いレクサス3位は、RC Fです。

2ドアクーペのRCを基にして、スポーツモデルを表すFの称号を得たハイパフォーマンススポーツカーです。

大排気量の5,000ccV型8気筒ガソリンエンジンを搭載し、力強い走りが実現しています。
最上級グレードの燃費性能は8.5km/Lで、維持費は比較的高い傾向にあります。

レクサスRC Fの在庫一覧はこちら

維持費の安いレクサス

ここでは、維持費の安いレクサスの車種をご紹介していきます。

1位:レクサスUX

レクサスで最も維持費がかからないのは、UXです。

UXは、レクサスが展開する車両の中で最もコンパクトなサイズのクロスオーバーSUVです。
ボディサイズが小さめで小回りが効き、スムーズな加速力と走行安定性から人気を集めています。

車両本体価格も比較的安価なうえに、維持費も抑えられるため、初めて高級車に乗る方におすすめな一台です。

2位:レクサスIS

レクサスで維持費が2番目に安いのは、ISです。

ISはコンパクトなボディサイズと走行性能の高さが特徴的なFRレイアウトのスポーツセダンです。

レクサスIS300とIS300 Fスポーツは、駆動方式FR・8ATで12.8km/Lを実現し、同駆動方式の「IS350」では10.4km/Lの燃費性能で、レクサス車の中では燃費性能が高い方だといえます。

3位:レクサスRC

維持費の安いレクサス車3位は、RCです。

RCは安定感のある走りと切れ味の良いハンドリングを兼ね備えたミドルサイズの2ドアクーペです。
エントリーグレードであるRC300は、2,000cc直列4気筒ターボ付きガソリンエンジンを搭載し、低速域からの強いトルクが魅力です。

WLTCモードの燃費は12.0km/Lで、2,000ccクラスのターボ付きエンジンの中では、燃費性能が高い傾向にあります。

レクサスの維持費を抑えるためには?

レクサスの維持費を抑える方法は、以下のとおりです。

・任意保険を再検討する
・運転の仕方に気を付ける
・車検やメンテナンス依頼先を変更する
・定期的なメンテナンスを心がける
・中古車を購入する際はレクサス専門店を利用する

それぞれの方法について解説していきます。

任意保険を再検討する

任意保険を再検討することで、保険料が抑えられる場合があります。
現在加入している保険内容の中で、重複した特約がないか確認してみましょう。

特に、個人賠償責任特約や弁護士費用特約などは、同居している親族や別居している未婚の子供も1つの特約付帯で保証することが可能です。

重複している特約を削除するだけでも月に数百円変わってくるでしょう。
月々の抑えられる金額は少額ですが、年間単位で見ると年に数千円もの節約に繋がります。

運転の仕方に気を付ける

レクサスの維持費を抑えるには、運転の仕方にも気を付ける必要があります。

急激な加速やブレーキなどは、車に大きな負担をかけ、タイヤやそのほかの部品を早く劣化させてしまいます。

また、短距離運転やエンジンオフ時の電子機器使用は、バッテリーの消耗を速めてしまいます。

消耗品の寿命を短くすると、交換頻度が高くなり、結果的に維持費が高額になってしまうため、丁寧な運転を心掛け、車への負担をできる限り減らしましょう。

車検やメンテナンス依頼先を変更する

前述したように、レクサスの車検依頼先は多数あります。

車検依頼先によって値段が大きく異なるため、車検依頼先を変更するだけでも維持費がかなり抑えられるでしょう。

また、メンテナンスの依頼先も同様に、業者によって大きな差があるものです。

車検もメンテナンスもディーラーに依頼すると、安心感がある一方で費用は高額になるため、カー用品店やガソリンスタンドなどに変更するだけで万単位での節約が可能になるかもしれません。

定期的なメンテナンスを心がける

定期的にメンテナンスすることは、非常に大切です。

メンテナンスを怠ると、一時的には節約できますが、急な不具合が発生し、高額な修理費用が必要になるかもしれません。

ディーラーやガソリンスタンド、カー用品店などでは、お得なメンテナンスパックも用意されており、加入すれば、半年ごとに格安な料金でメンテナンスを行えます。

業者によってメンテナンスパックの費用は異なるため、比較して選びましょう。

中古車を購入する際はレクサス専門店を利用する

中古車販売店の中には、レクサスなどの高級車の取り扱いに詳しくない店舗も存在します。
中古車でレクサス車を購入する際には、レクサス専門店を利用するのがおすすめです。

レクサスの知識が少ない中古車販売店で購入すると、きちんとメンテナンスがされておらず、購入後すぐに不具合が発生してしまう恐れがあります。

OSはレクサス専門店で、全車修復歴のないレクサス車しか販売しておらず、車検や整備、修理も行っているため、購入後のメンテナンスや車検にも対応可能です。

レクサス専門店のOSを利用し、中古車購入後、すぐに故障し維持費が必要になるリスクを軽減しましょう。

レクサス専門店OSの公式サイトはこちら

まとめ

車を所有すると、自動車税、ガソリン費用、車検、任意保険、メンテナンス費用などの維持費がかかります。

レクサスは一般的な国産車に比べると維持費が高い傾向にあり、特にLX、LS、RC Fはレクサス車の中でも維持費が必要といわれています。

しかし、レクサス車でも任意保険の再検討、車検やメンテナンス依頼先の変更、定期的なメンテナンス、日々の運転を丁寧に心掛けることによって、維持費を抑えることが可能です。

本記事を参考に、自身の希望の維持費に合うレクサスを見つけましょう。