MAGAZINEOSマガジン

インフォメーション

レクサスLBXの人気の秘密とは?LBXを徹底解説!

2025.04.30

高級車といえば大きなボディサイズを想像される方も多いかもしれません。
しかし、レクサスはサイズのヒエラルキーを超えた新しい価値を提案する次世代モデルとしてLBXを発売しました。
コンパクトなボディに詰め込まれた優れた走行性能と上質な質感は、多くのドライバーから支持を集めています。
今回はレクサスLBXについて細かく解説し、人気の秘密に迫ります。レクサスLBXについて詳しく知りたい方は、ぜひご参考ください。

レクサスLBXが人気を集める理由

レクサスLBXは、コンパクトサイズながら高級感と実用性を兼ね備えた革新的なモデルとして、幅広い層から高い支持を集めています。
人気の背景には、「サイズのヒエラルキーを超えた」という新しい価値の提供が挙げられます。
従来の高級車は大きなボディサイズというイメージがありますが、LBXはコンパクトでありながらレクサスらしい上質さと走行性能を両立させることに成功しました。

高速道路での走行はもちろん、街乗りでの利用時に取り回しの良さと高級感を同時に求めるユーザーのニーズに応えているのです。
街中での使用に最適化されたこのサイズ感は、狭い道でのすれ違いや曲がり角でもストレスなく運転できる快適さをもたらすでしょう。

さらに、上質でカジュアルなエクステリアデザインは、コンパクトながらもワイド感のある姿勢で存在感と高級感を両立させています。
人間中心の思想をさらに進化させた新しいコックピット設計により、過ごしやすい室内空間が実現されました。
ラゲージスペースは、75Lのスーツケースが2個収納できるほど広くなっており、コンパクトサイズですが実用性にも優れています。
レクサスLBXはコンパクトなサイズながらも妥協のない高級感と機能性を備えた、新しい高級車です。

レクサスLBXの特徴

レクサスLBXはコンパクトであるだけでなく、レクサスブランドならではの高い技術力と品質を兼ね備えています。
ここからは、レクサスLBXの特徴について以下の項目に沿って解説します。

  • ・専用開発を施したGA-Bプラットフォームの採用
  • ・音や振動の抑制にこだわった高い静粛性の実現
  • ・新開発HEVシステム

各項目1つずつ解説するので、レクサスLBXの特徴をぜひご覧ください。

専用開発を施したGA-Bプラットフォームの採用

レクサスLBXは、コンパクトカー向けTNGA GA-Bプラットフォームを基盤に、LEXUS専用のプラットフォームを初めて採用しているモデルです。
専用開発されたプラットフォームは、軽量かつ高い剛性を持ち、低重心なボディ構造をベースに、走行性能に直結する最適化を追求しています。
レクサスLBXは特別な設計により開発され、ドライバーは高級車らしい優れた安定性と快適な乗り心地を体感できるのです。

ドライビングポジションの設計では、操作性と快適性を両立させるため、着座位置を従来より低く設定し、重心高と全高を抑えながらも十分な室内空間を確保することに成功しています。
さらに、車輪の間隔であるトレッドを広げることで、安定感のあるワイド&ロースタンスを実現し、見た目の存在感だけでなく実際の走行安定性の向上にも貢献しています。

音や振動の抑制にこだわった高い静粛性の実現

レクサスLBXは同クラス随一の静粛性を実現しています。
静粛性を実現している秘密は、発生源から音や振動そのものを抑える「源流対策」という先進的なアプローチにあるのです。

  • ・エンジンマウントの最適配置による起動時ショックの低減
  • ・バランスシャフト採用によるフロア振動の抑制フレキシブルパイプによる振動伝達の軽減
  • ・吸音層・遮音層を組み合わせた3層構造のダッシュインナーサイレンサー、そしてフードシールによる空気圧力変動の抑制

上記のようなアプローチを行い、静粛性を高めています。
レクサスLBXは、徹底した対策の積み重ねにより、コンパクトカーとは思えない高級車レベルの静かさと快適性を実現しているのです。
そのため、レクサスブランドならではの上質なドライブを楽しめます。

新開発HEVシステム

レクサスLBXには、優れた走行性能と燃費効率を両立した革新的なハイブリッドシステムが搭載されています。
独自の「Lexus Driving Signature」を追求するために、エンジン・モーター・電池の各要素を高次元で統合し、最適化しているシステムを採用しています。
高効率な1.5L直列3気筒エンジンと軽量コンパクトなトランスアクスル、高出力のバイポーラ型ニッケル水素電池を組み合わせているのです。
そのため、アクセル操作に対する電池とモーターのアシスト強化、エンジン回転数と車速・音の連動によるリニアな走行感を体感可能です。
さらに、緻密な制御により、優れた燃費性能も実現しています。
レクサスLBXに搭載された新開発ハイブリッドシステムにより、コンパクトなボディながら上質でパワフルな走りを楽しめるでしょう。
また、クラストップレベルの燃費性能という、ハイブリッドならではの価値を高次元で実現しています。

レクサスLBXの基本スペック

レクサスLBXの基本的なスペックを見ていきましょう。
コンパクトながら充実した装備と性能を兼ね備えたLBXの数値がどのようになっているか確認していきます。

項目 数値
全長(mm 4,190
全幅(mm 1,825
全高(mm 1,545
ホイールベース(mm 2,580
車両重量(kg 1,3001,310kgFF/1,380 1,390kgAWD
最小回転半径(m 5.2

レクサスLBXは、コンパクトながら安定した走行を実現するための理想的なボディサイズを実現しています。
前輪駆動のFFモデルに加え、電気式4輪駆動システムのE-Fourモデルも設定されており、さまざまな走行環境に対応可能です。
また、E-Fourシステムは発進時や雪道などの滑りやすい路面で後輪をモーターで駆動することにより、安定した発進・走行性能を実現します。

レクサスLBXのエクステリアの特徴

レクサスLBXのエクステリアデザインは「Premium Casual」をコンセプトに、開発されました。

ここからは、以下の項目に沿ってレクサスLBXの特徴について解説していきます。

  • ・フロントデザイン
  • ・張りだしたフェンダーデザイン
  • ・ワイドシルエットを強調するリアデザイン

各項目1つずつ解説するので、ぜひご参考ください。

フロントデザイン

レクサスLBXのフロントデザインは、ブランドの新たなアイデンティティである「ユニファイドスピンドル」を採用しています。
従来のスピンドルグリルを進化させたこの新デザインは、フロント機能全体を一つの統合された要素として捉えることで、洗練されたフロントマスクを実現しています。
低い位置に配置されたラジエーターまでスピンドルシェイプを圧縮し、フードとバンパー間のスリットをヘッドランプにつなげることで毅然とした表情を創出。
また、ヘッドランプのL字シグネチャーが、夜間の視認性と存在感を高めています。
フロントデザインは、低重心の印象と空力性能の向上を両立させた、機能美を体現する顔立ちとなっています。

張りだしたフェンダーデザイン

レクサスLBXの張り出したフェンダーデザインは、コンパクトなボディに力強いワイド感と存在感を与えています。
デザイン要素は単なる見た目の演出ではなく、車両の走行安定性と空力特性を高めるための機能的な役割も担っているのです。
大径タイヤを強調するフェンダーの張り出しがダイナミックなスタンスを演出し、ドアパネルとベルトモールの段差を最小化した、高い整流効果も得られる傾向です。
さらに、ロッカーモール下端のフィン形状によるロール抑制など、デザインと機能が融合しています。
レクサスLBXは、張り出したフェンダーデザインにより、コンパクトサイズながらも堂々とした佇まいや優れた走行性能を兼ね備え、高級感のあるエクステリアを実現しています。

ワイドシルエットを強調するリアデザイン

レクサスLBXのリアデザインは、ワイドで低重心なシルエットを強調し、独特の存在感を放っています。
リアデザインでは、美しさだけでなく空力性能や走行安定性の向上を目指す機能性を兼ね備えているのです。
ブランドアイデンティティである「Lシェイプ一文字シグネチャー」ランプをボディサイドまで回り込ませています。
さらに、ルーフからリヤスポイラー後端への流れるような造形、門型スポイラーやリヤコンビランプの形状工夫・床下アンダーカバーのディンプル形状による微小渦の制御などが特徴です。
これらの要素が融合することで、見る者の印象に残るデザイン性と高速走行時の優れた安定性という、美しさと機能を高次元で両立させたリアビューを実現しています。

レクサスLBXのインテリアの特徴

レクサスLBXのインテリアは、サイズのヒエラルキーを超えた上質な空間設計が特徴です。

  • ・全8色のインテリアカラー
  • ・水平基調のデザイン
  • ・容量が確保されたラゲージルーム

インテリアにおける3つの特徴について詳しく解説していきます。

8色のインテリアカラー

レクサスLBXは全8色の豊富なインテリアカラーから選べ、自分好みの室内空間を実現可能です。
各グレードに異なる世界観を表現し、オーナーのライフスタイルや個性に合わせた、レクサスの人間中心設計思想の表れと言えるでしょう。
豊富なカラーバリエーションにより、自分らしさを表現できる空間として愛車を選べます。

水平基調のデザイン

レクサスLBXのインテリアは、水平基調の洗練されたデザインにより、広々とした視界と操作性を両立しています。
Tazuna Concept」という、人と車の意思疎通を重視した新しいコックピット設計の考え方があります。
レクサスLBXは、機能性と美しさを融合させた水平基調のインテリアデザインにより、ドライバーが自然と運転に集中でき、全乗員が快適に過ごせる空間を実現しているのです。

容量が確保されたラゲージルーム

レクサスLBXは、コンパクトなボディサイズながら驚くほど広いラゲージスペースを確保しています。
実用的な空間設計は、限られたスペースを最大限に活用するための設計や、さまざまな使用シーンを想定した機能性の追求から生まれました。
75Lサイズのスーツケースが2個入る広さがあり、2WDモデルでは2段デッキタイプを採用して容量を拡大可能。
後席は6:4分割可倒式で、シートアレンジ次第でゴルフバッグも積載でき、折りたたみ可能な軽量トノボードも採用されています。
レクサスLBXは、実用的なラゲージ設計により、日常の買い物から週末の旅行まで幅広いシーンに対応できる汎用性の高さが、実用性をさらに高めています。

レクサスLBXの安全性能

レクサスLBXは、コンパクトなボディながらレクサスならではの高度な安全装備を搭載しています。

  • ・先進の予防安全技術Lexus Safety System +
  • ・快適な移動を支えるLexus Teammate
  • ・12.3インチフル液晶メーターの採用など運転支援の拡充

それぞれの安全性能について詳しく解説していくので、気になる方はぜひご参考ください。

先進の予防安全技術Lexus Safety System +

レクサスLBXには、最新の予防安全技術「Lexus Safety System +」が標準装備され、安全性能の優れたモデルです。
「交通事故死傷者ゼロ」というレクサスが掲げている目標の実現に向けた取り組みで、各機能の進化や新機能の追加により、事故防止と運転負担の軽減を図っているのです。
機能としては、歩行者や自転車・二輪車検知機能付きのプリクラッシュセーフティ、全車速追従機能付きレーダークルーズコントロールなどが機能として挙げられます。
また、車線維持を支援するレーントレーシングアシストや交差点での衝突回避支援機能、夜間の視界をサポートするアダプティブハイビームシステムなども、装備されています。
多くの高度な安全技術の組み合わせにより、コンパクトカーでありながら上位車種に匹敵する安全性を確保しているのです。

快適な移動を支えるLexus Teammate

レクサスLBXに搭載された「Lexus Teammate」は、快適で安全な移動を実現する先進支援システムです。
Mobility Teammate Concept」という、人とクルマが互いを高め合い、仲間のように共に走るという理念に基づいており、駐車や渋滞シーンにおける負担を軽減を目指しています。
日常で負担を感じやすい場面での運転ストレスを大幅に軽減し、レクサスならではの上質なドライブのサポートが可能です。

12.3インチフル液晶メーターの採用など運転支援の拡充

レクサスLBX12.3インチフル液晶メーターをはじめとする先進的な機能を搭載することで、情報表示と操作性に優れています。
メーター回りでは、3つのレイアウトから選べる12.3インチTFT液晶メーターや視線移動を最小限に抑えるカラーヘッドアップディスプレイを採用しています。
また、手元を見ることなく操作できるタッチトレーサーオペレーションや9.8インチタッチディスプレイオーディオなども搭載しているのです。
先進的な運転支援システムにより、ドライバーは運転に集中しながらも必要な情報を直感的に得ることができ、安全で快適なドライブを楽しめるでしょう。

レクサスLBXの燃費性能

レクサスLBXは、効率的なハイブリッドシステムにより、優れた燃費性能を実現しています。
グレード別の燃費性能は以下の通りです。

グレード Cool/Relax/Bespoke Build Elegant
駆動方式 2WD(FF) AWD(E-Four) 2WD(FF) AWD(E-Four)
WLTCモード燃費(km/L 27.7 26.2 28.0 26.4
市街地モード燃費(km/L 28.1 24.7 28.4 25.0
郊外モード燃費 29.8 28.8 30.1 29.0
高速道路モード燃費(km/L) 26.4 25.3 26.6 25.4

どのグレードも燃費性能の高いドライブを楽しめます。

レクサスLBXをトヨタ車に例えると

よくレクサス車をトヨタ車に例えることがあります。

  • LX→ランドクルーザー
  • NX→ハリアー
  • UX→C-HR
  • LBX→ヤリスクロス

レクサスLBXとトヨタのヤリスクロスはともにBセグメントに属するコンパクトSUVで、都市部での取り回しや燃費に優れています。

ブランドコンセプト・デザイン・ターゲット層などに違いはありますが、サイズ感的には似通っています。

ボディサイズ比較

レクサスLBXとトヨタヤリスクロスのボディサイズは以下の通りです。

項目 レクサス LBX トヨタ ヤリスクロス
全長(mm) 4,190 4,180
全幅(mm) 1,825 1,765
全高(mm) 1,545 1,590
ホイールベース(mm) 2,580 2,560

ボディサイズやホイールベースに大きな違いはありません。

レクサスLBXのハイパフォーマンスモデル

レクサスLBXには、卓越した走行性能を誇るハイパフォーマンスモデル「LBX MORIZO RR」が設定されています。
LBX MORIZO RR」は、レクサスの上質さを保ちながら、クルマとの対話を楽しめる非日常的な高揚感を追求した特別なモデルです。
1.6L直列3気筒インタークーラーターボエンジンを搭載しており、0-100km/h加速5.2秒を実現しています。
Direct Shift-8AT6iMT2種類のトランスミッション、電子制御フルタイムAWD、専用サスペンション、19インチ鍛造ホイール、スポーツシート、アルミペダルなどが専用装備。
LBX MORIZO RRは普段はリラックスして乗れるコンパクトラグジュアリーでありながら、走りを楽しみたい時には高性能を発揮する、二面性を持つモデルとなっています。

レクサスLBXはコンパクトで使いやすい車

レクサスLBXは「サイズのヒエラルキーを超えた新たなコンパクトラグジュアリー」として、使い勝手の良さと高級感を両立しています。
従来の高級車の常識を覆し、コンパクトでありながらレクサスならではの品質・性能・デザインを追求しているモデルとなっています。
全長4,190mm×全幅1,825mm×全高1,545mmのボディと最小回転半径5.2mの取り回しやすさ、2,580mmのホイールベースによる室内空間の確保などが特徴です。
ラゲージルームには75Lのスーツケースが2個入ることや、シートアレンジ次第でゴルフバックなどの大きな荷物も積み込め、実用性も高くなっています。
レクサスLBXは「本物を知る人が素の自分に戻れるクラスレスコンパクト」として、新時代の高級車の理想形と言えるでしょう。