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レクサス購入に必要な年収は?注意点や維持費について解説!

2024.08.28

②レクサス 年収

レクサスはトヨタの高級車ブランドであり、新車価格は高額です。
したがって、レクサス購入に必要な年収はいくらなのだろうかと考える方もいるでしょう。

そこで本記事では、レクサス購入に必要な年収や注意点、維持費について解説していきます。
レクサス購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

レクサスを購入する方の年収

レクサスは高級車ブランドであることから、自分の年収でも購入できるのかと不安に感じるかもしれません。

ここでは、レクサスを購入する方の年収について解説していきます。

レクサスオーナーの平均年収

レクサスオーナーの平均年収は統計的に調べることは難しいですが、750万円〜1,000万円程度の年収が必要だといわれています。

レクサスの所有者の平均年収は統計データとしてとれるものではないため、レクサス側でも特定するのは困難です。

しかし、車購入と維持費の観点から見ると、車購入の目安として年収の3割〜最大でも5割程度の購入金額の予算が適切といわれています。

レクサスの現行車種と新車価格を見てみると、750万円〜1,000万円程度の年収が必要であることがわかります。

車種によっても必要な年収は異なりますが、レクサスLCの場合は年収が2,000万円以上なければ維持するのは困難かもしれません。

レクサスオーナーの平均年齢

レクサスオーナーの平均年齢は、49.6歳といわれています。
レクサスオーナーのになるためには年収が750万円程度ないと困難なため、当然レクサスオーナーの平均年齢も高くなります。

レクサスオーナーは20代から80代まで幅広いものの、40代以上のオーナーが多いということです。
20代でも高年収を得ている方もいれば、50代でも年収がそれほど高くない方もいるため、年齢を問わず経済的な余裕が必要ということになります。

レクサスオーナーに多い職業

レクサスオーナーに多い職業は、以下のとおりです。

・自営業
・資産家
・医者
・弁護士
・会計士
・会社役員
・公務員

資本主義において上位階級にいる方が多い傾向にあります。

レクサス購入の年収の制限はない

レクサス購入における年収の制限は一切ありません。
レクサスのディーラーでは、現金一括またはローンの審査に通れば、誰でもレクサス車を購入することが可能です。

自動車税や自動車重量税、車検なども、高級車ブランドだからといって高額なわけではなく、自動車の排気量や重量によって決められています。

車両価格は年収の半分程度が目安

車両価格は年収の半分程度が目安といわれています。
その理由は、以下の3つです。

・支払い能力を確保するため
・ローンの承認率を上げるため
・購入後の財務的な安定を維持するため

それぞれの理由について解説していきます。

支払い能力を確保するため

レクサス車の購入において、支払い能力を確保することは、購入者が経済的に余裕を持って車を所有するために重要です。
年収と車両価格の差額が少ない場合は、ローンの返済や維持費の支払いで家計を圧迫する恐れがあります。

一方で、車両価格が年収の半分程度であれば、ローンの返済額が月収の過度な部分を占めることなく、ほかの生活費や貯蓄にも余裕を持つことが可能です。
車両価格が年収の半分程度であれば、安心して計画的な支払いスケジュールを立てることができ、経済的な安定性を保ちながら車を所有することができます。

ローンの承認率を上げるため

金融機関はローンの審査時にローンの返済能力を判断して、承認の可否を決めます。

したがって、年収に対してあまりにも車両価格が高い車を選ぶと、ローン返済能力が心配されるでしょう。

一方で、年収と比較して適切な価格の車を選ぶことで、金融機関はローン申請者の返済能力があると判断しやすくなります。
年収の半分程度の価格の車両を選ぶことで、購入者はより容易に融資を受けやすくなるとともに、経済的な負担も減らすことができるでしょう。

購入後の財務的な安定を維持するため

レクサス車の購入において、年収の半分程度の車両価格を目安にすることで、購入後の財務的な安定を維持できます。
年収に対して高額な車両を購入した場合、購入できたとしても後々の生活必需品や緊急時の支払いが困難になるかもしれません。

一方で、年収の半分程度の車両価格であれば、購入後も収入のバランスを崩さずにほかの重要な出費にも余裕を持つことができます。
車の購入によって購入後の生活に悪影響を与えることなく、長期的な財務安定性を維持することができるでしょう。

レクサスのローンと年収における注意点

レクサスのローンと年収における注意点は、以下のとおりです。

・ローン購入の場合はリスク管理に気を付ける
・現金一括購入の場合は長期的な財務計画を立てる
・将来的なコストと再販価値を把握しておく

それぞれの注意点について解説していきます。

ローン購入の場合はリスク管理に気を付ける

ローン購入する場合にはリスク管理に気を付けなければなりません。
毎月の返済額があまりに高額すぎると、ほかの必要経費や緊急時の支出に影響を与える可能性があるため、毎月の返済額や金利、返済期間を年収や支出と照らし合わせて考えることが大切です。

また、金利が高い場合は、返済総額が大幅に増額してしまう可能性があります。

さらに、長期的なローンを組んだ場合には、車両の価値が減少するとともに、資産価値が返済額を上回る恐れもあるでしょう。
金利は長期間にわたり発生するため、金利が1%増加すると、返済総額は数十万円単位で増加する可能性があり、返済期間を10年にすると、毎月の返済額は少なくなるものの返済総額は増加します。

したがって、レクサス車を購入する際にローンを組む場合は、毎月の返済額が年収の範囲内で管理でき、金利や返済期間が個人の財務状況に合っているかどうかを確認することが大切です。

現金一括購入の場合は長期的な財務計画を立てる

現金一括で購入する場合には、長期的な財務計画を立てることが大切です。
現金一括で購入すると、資産額が大きく減少することになります。

そのため、購入後の財務状況を慎重に考えて計画を立てないと、緊急時の資金を確保できなかったり、将来的な投資機会の損失に繋がる可能性があるでしょう。
一時的な高額な出費は節約や投資の計画に影響を及ぼす可能性があるため、購入後の生活が余裕を持って生活できるのかを判断して購入することが大切です。

将来的なコストと再販価値を把握しておく

将来的なコストと再販価値を把握しておくことも重要です。
レクサス車のような高級車は、一般的な車よりも価値が早く減少しやすい上に、維持費が高額な傾向にあります。

新車購入時から時間が経つにつれ、リセールバリューが低くなっていき、予算計画に大きな影響を及ぼすかもしれません。
レクサス車を所有している間に発生する維持費と、価値の減少を慎重に計算し、長期的な財務計画に合わせて購入を検討することが大切です。

年収別のレクサス購入シミュレーション

レクサス車をローンで購入する場合、審査への通りやすさは年収によって異なります。
ここでは、年収別のレクサス購入シミュレーションをご紹介していきます。

年収200万円~300万円

年収200万円〜300万円の場合、レクサスのエントリーモデルであるCT200hでもローンの審査に通るのは困難でしょう。
仮にローンを組めたとしても、毎月の返済額が大きくなったり、総支払額が多くなったりして、日常生活に支障をきたしてしまうことが予想されます。

したがって、レクサス車を購入したい場合は、新車で購入するのではなく、中古車を購入するのがおすすめです。
もしくは、できる限り貯金をして現金で一括購入することで、ローン審査を受ける必要はなくなります。

年収400万円~500万円

年収400万円〜500万円の場合、新車のレクサス車をローンで購入すると、家計を圧迫する恐れがあるため、あまりおすすめではありません。

レクサス車のエントリーモデルであるCT200hでも、毎月の返済額は5万円を超えます。
頭金をできるだけ多く用意することで、毎月の返済額を減らすことは可能です。
できれば、頭金を車両価格の20%程度用意しておくと良いでしょう。

しかし、フルローンで購入したいという方は、新車ではなく、中古車で購入するのがおすすめです。

年収1,000万円

年収が1,000万円あると、新車のレクサス車をローンで購入するのも可能です。
ローン審査でも収入面が原因で落ちるリスクは低くなり、最高モデル以外のモデルであれば、問題なく購入できるでしょう。

家計を圧迫する心配なく、ローン返済できる車種はSUVが好きなら「RX」、スポーツモデルが好きなら「RC」がおすすめです。
エントリーレベルよりも少し中堅レベルを希望する方は、「IS300h」の購入もできます。

レクサスの維持費

レクサスを所有する上で発生する維持費は、以下のとおりです。

・自動車税
・自動車重量税
・自賠責・任意保険料
・ガソリン代
・整備・メンテナンス費用

それぞれの維持費について解説していきます。

自動車税

自動車税は自動車の所有者が毎年納める税金で、車種や用途、排気量によって金額が異なります。
たとえば、排気量が1.5L超~2LであるレクサスUXは3万6,000円、排気量が3L超〜3.5L以下であるレクサスLSは5万7,000円です。

自動車重量税

自動車重量税は自動車税と同じく自動車の所有者が毎年納める税金で、自動車の重量によって金額が異なります。

1年ごとに費用が発生しますが、新規登録時と車検時にまとめて支払います。
たとえば、車両重量が1.5トン超〜2トン以下のエコカーであるレクサスUXは1万円、車両重量が2.5トン超〜3トン以下であるレクサスLSは2万4,600円です。

自賠責・任意保険料

自賠責保険とは、車の購入時に加入が義務付けられている保険です。
自賠責保険料は自家用車乗用自動車の場合、年間で1万円程度かかります。

任意保険は、車の所有者が自分の意思によって加入の有無を決める保険で、自賠責保険ではカバーされない対物賠償や車の事故による自身のケガ、加えて車の損害などをカバーすることが可能です。

任意保険は保険会社や補償内容、等級によって金額が異なりますが、車両保険を含めると年間で10万円〜20万円程度かかるといわれています。

ガソリン代

ガソリン代は、ガソリン車を走行する上での必需品です。
ガソリンの価格は地域や時期によって異なりますが、2024年現在の全国のガソリン平均価格は、レギュラー価格が175円/L、ハイオクガソリン価格が186円/Lです。

年間でかかるガソリン代は、ガソリン価格の変動はもちろん、車の使用頻度などによっても異なります。

年間1万km走行すると仮定すると、レギュラーガソリン使用で燃費25万km/LのレクサスUXは年間7万円程度、ハイオクガソリン使用で燃費10万km/LのレクサスLSは年間で18万6,000円程度必要でしょう。

整備・メンテナンス費用

レクサスのような高級車は、整備やメンテナンス費用も高額になる傾向にあります。
レクサスは国産であるため、輸入車の高級車と比較すると、部品は手に入りやすいのがメリットです。

レクサスを新車で購入する場合は、「レクサスケアメンテナンスプログラム」という特典が付き、新車登録日から3年間は点検・メンテナンス費用が無料になります。
中古車で購入した場合には、「レクサスケアメンテナンスプログラム」の特典は付かないため注意が必要です。

車検費用は車検を受ける業者や車種などによって異なりますが、10万円〜20万円程度必要とされています。

また、タイヤなどの消耗品も寿命とともに交換が必要です。
タイヤ交換は、レクサスUXで10万円〜15万円程度、レクサスLSで20万円〜25万円程度かかると想定しておくと良いでしょう。
レクサスの維持費について詳しくはこちら

まとめ

レクサスの購入において年収による制限は一切ありませんが、年収の半分程度の車両価格を目安に購入するのが良いとされています。
その理由は、支払い能力を確保するため、ローンの承認率を上げるため、購入後の財務的な安定を維持するための3つの理由があげられます。

レクサスのような高級車は、一般的な車よりも維持費が高額になる傾向にあるため、きちんと計画立てて購入することが大切です。
新車でレクサス車を購入できないと考える場合には、中古車での購入を検討しましょう。