車の購入時には、値引き交渉をする方が多いでしょう。
しかし、レクサスは値引きしないという噂があります。
そこで本記事では、レクサスが値引きしないという噂は本当なのかや値引き交渉のポイントについて解説していきます。
レクサスの購入時に値引きを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
レクサスは値引きしないって本当?
レクサスの値引き情報について解説していきます。
レクサスは値引きがないって本当?
通常、車を購入すると、見積書の車両本体価格の欄に値引き額が記載されますが、レクサスは車両本体価格の値引きがありません。
ガソリンモデルより100万円程度高いハイブリッドモデルや決算などセールになりやすい時期でも値引きはないため、値段に関係なく値引きは期待できないでしょう。
したがって、値段や時期、店舗関係なく、レクサスは値引きが期待できないということになります。
値引きしない理由
レクサスが値引きしない理由は、会社の方針により定められています。
ブランドイメージを崩さないという会社の方針により、値引きはできないのです。
新車値引きしないことで、中古車相場が崩れず、下取り時も高額査定が期待できます。
レクサス値引き相場の限界
レクサスは車両本体価格とメーカーオプションの値引きは行っていませんが、ほかの値引きは可能です。
レクサス値引き相場の限界は、3万円程度です。
ただし、値引き分は車両本体価格から引かれるのではなくギフトカードで返金という形が多いといわれています。
レクサスの値引き交渉ポイント
レクサスは、ほかのメーカーに比べて値引き交渉が難しい傾向にありますが、以下のポイントを抑えることで、値引き交渉が上手くいきやすくなります。
・ライバル車種との競合
・別会社のディーラーとの競合
・下取り車の査定額アップ
・ディーラーオプションから値引き交渉
それぞれのポイントについて解説していきます。
ライバル車種との競合
ライバル車種と競合させることは、レクサスの値引き交渉に効果的です。
レクサスのライバル社は、メルセデスベンツやアウディ、BMWといったヨーロッパプレミアムメーカーです。
値引きがほとんど期待できないレクサスに対し、ヨーロッパプレミアムカーは、値引きをしてくれるため、競合させると良いでしょう。
以下で、レクサスとライバル車の車種をご紹介していきます。
レクサス | メルセデスベンツ | アウディ | BMW |
レクサスUX | GLAクラス | Q2 | X1シリーズ |
レクサスNX | GLAクラス、GLBクラス | Q3、Q4 | X2シリーズ |
レクサスRX | GLBクラス、GLCクラス | Q4、Q5 | X3シリーズ |
レクサスIS | Cクラス | A4 | 3シリーズ |
レクサスES | Eクラス | A5、A6 | 5シリーズ |
レクサスLS | CLSクラス、Sクラス | A7、A8 | 6シリーズ、7シリーズ |
また、値引き交渉する際には、値引きをしてもらい価格が低くなれば購入するというスタンスでは値引きしてくれない可能性が高いです。
したがって、レクサスは国産で安心だから是非とも購入したいが、ベンツやアウディも値引きをしてくれて魅力的で迷っているというスタンスでいきましょう。
別会社のディーラーとの競合
レクサスが同じ都道府県内に2つ以上ある場合には、値引き交渉に応じてくれる可能性があります。
同じ都道府県内にレクサスが2社以上ある場合、店構えは同じでも完全に別会社です。
そのため、それぞれの店舗で見積もりを取り、値引き交渉をすると良いでしょう。
たとえば、富山県には1店舗しかレクサスがないため、値引き交渉に応じてくれるのは難しいですが、石川県には別会社の2つのレクサスがあるため、値引きに期待できます。
下取り車の査定額アップ
車を乗り換える際に下取り額をアップしてもらうことはよく耳にしますが、レクサスでも本部からの支持で特定の期間のみ下取り車の査定額をアップしていることがあります。
しかし、レクサスディーラーでは、ホンダやマツダなどの下取り車査定で好条件は出にくい傾向にあります。
適正な下取り額を把握するためにも、レクサスディーラーだけでなく、複数の買取業者にも査定してもらうのがおすすめです。
ディーラーオプションから値引き交渉
レクサスはメーカーオプションの値引きはできませんが、ディーラーオプションなら値引き交渉に応じてくれる可能性があります。
欲しいオプションを付けた後にオプション価格から値引き交渉をしましょう。
具体的には、以下のようなオプションが値引き交渉の狙い目です。
・クリーンボックス
・ホイールロックナット
・ラゲージマット
・スカッフイルミネーション
・ロッカープロテクションフィルム
・サイドバイザー
・ナンバ―フレーム&ロックボルトセット
特に車を購入すると必ず勧められるフロアマット、コーティング、サイドバイザーは値引きの対象になりやすいといわれています。
もしオプションから値引きがなければ、契約前に外してしまっても問題ありません。
オプションからの値引き相場は、5万円〜20万円程度です。
どのオプションをつけるかにもよりますが、オプション定価の20%〜30%程度の値引きを目標にしましょう。
レクサスのディーラーオプションは全体的に高額のため、定価の20%〜30%程度の値引きでも高額になることが多い傾向にあります。
値引きの注意点
レクサスの値引き交渉をする際には、以下の注意点もあります。
・購入時期による値引き差はほとんどない
・ディーラ―での下取り価格は低い傾向にある
・ディーラーでの下取りより一括査定がおすすめ
それぞれの注意点について解説していきます。
購入時期による値引き差はほとんどない
一般的に3月や9月の決算期になると、通常よりディ―ラ―の値引き額が大きくなるといわれていますが、実は購入時期による値引き差はレクサスを含むどこのディーラーでも値引額に差はほとんどありません。
通常20万円の値引きをする車だったとしても、「決算期なので頑張って35万円値引きします」などとお得に購入できるような謳い文句で顧客の興味を引きます。
しかし、実はその分下取り額を抑えているため、支払い総額はほとんど変わらない場合が多いです。
ディーラ―での下取り価格は低い傾向にある
レクサスに限らず、ディーラーでの下取り価格は買取業者の相場と比べて低い傾向にあります。
買取業者の場合は、自社で売却してもらえるように買取価格を競争します。
しかし、ディーラーでの下取りは競争原理が動かないため、低価格で見積もられてしまうのです。
買取は書類の手続きは下取りよりも面倒になる可能性もありますが、売却金額を重視するのなら、下取りに出すよりも買取業者に買取を依頼しましょう。
ディーラーでの下取りより一括査定がおすすめ
レクサスを購入するなら、ディーラーで下取りをするよりも買取業者の一括査定がおすすめです。
一括査定なら、複数の買取業者の査定を受け、その中で買取金額が高い業者に依頼することができます。
レクサスは高級車であるため、値引き交渉のために下取りに出したいという方もいるかもしれませんが、結果的にはレクサスの大幅値引きを受けたのと同程度の結果となるでしょう。
まとめ
レクサスはブランドイメージを崩さないという会社の方針により、車両本体価格とメーカーオプションの値引きはありません。
しかし、それ以外の値引き交渉には応じてくれる可能性もあります。
ライバル車種と競合したり、別会社のデイ―ラーと競合したり、下取り査定額をアップしたり、ディーラーオプションからの値引き交渉に挑んだりして、値引き交渉を成功させられるようトライしてみましょう。