![]()
レクサスには、すでに新車販売を終了したモデルが複数存在します。
販売終了となったこれらのモデルは、中古車市場で手頃な価格で購入できるチャンスが広がっています。
現行モデルにはない独自の魅力を持ち、希少価値も高まりつつあるため、今が狙い目といえるでしょう。
本記事では、レクサスの販売終了モデルの魅力と中古車事情について詳しく解説します。
レクサスの販売終了モデル一覧
レクサスでは、これまでに6つのモデルが販売終了となっています。
以下の表で、各モデルの販売終了時期と特徴をまとめました。
| 車種名 | 販売終了時期 | 販売期間 | カテゴリー | 主な特徴 |
| SC | 2010年 | 2005-2010年 | クーペ | オープン2シーター |
| HS | 2018年3月 | 2009-2018年 | セダン | 初のハイブリッド専用車 |
| GS | 2020年8月 | 2012-2020年 | セダン | グランドツーリングセダン |
| CT | 2022年10月 | 2011-2022年 | ハッチバック | ハイブリッド専用コンパクト |
| RC/RC F | 2025年11月 | 2014-2025年 | クーペ | 2ドアスポーツ |
| UX300e | 2025年11月 | 2020-2025年 | SUV | ピュアEV |
最も古いSCは2010年に販売を終了しており、最新のRC/RC FとUX300eは2025年11月に生産終了となりました。
販売期間は5年から11年とモデルによって異なりますが、いずれもレクサスの歴史を彩る重要なモデルです。
これらの販売終了モデルは、中古車市場で新たな価値を見出されています。
レクサス販売終了モデルの魅力

販売終了モデルには、現行モデルでは味わえない独自の魅力があります。
希少価値が高まることで、所有する喜びも増すでしょう。
レクサス販売終了モデルの魅力について、以下の項目に沿って解説していきます。
- ・SC – レクサス初のクーペ
- ・GS – スポーツセダンの傑作
- ・CT – プレミアムコンパクトの先駆け
- ・HS – 知られざる割安の穴場
- ・RC/RC F – レクサス最後のV8クーペ
- ・UX – コンパクトSUVの先駆け
新車価格の半額以下で購入できるため、憧れのレクサスを手頃に手に入れられます。
SC – レクサス初のクーペ

SCは、レクサスが日本市場に導入された2005年から展開されたクーペモデルです。
トヨタ・ソアラの後継として位置づけられ、電動格納式のメタルトップを採用しました。
開放感あふれるオープンドライブと、クーペとしての走行性能を両立しています。
驚くべきはエンジン性能で、4.3L V8エンジンは288馬力を発揮し、優雅な走りを実現しているのです。
SCは、2010年に生産終了となってから15年が経過し、クラシックカーとしての魅力が高まっています。
レクサスブランド立ち上げ当初の貴重なモデルであり、当時の高級車としての作り込みは現在でも色褪せません。
ボタン一つで約20秒で開閉できるリトラクタブルハードトップは、優れた静粛性と開放感を両立させた秀逸な機構です。
レザーシートやウッドパネルが配された上質なインテリアは、ラグジュアリークーペとしての風格を漂わせています。
生産台数が限られていたこともあり、現在では希少なコレクターズアイテムとして注目を集めているモデルです。
GS – スポーツセダンの傑作

GSは、トヨタ・アリストの系譜を受け継ぐスポーツセダンとして展開されました。
FR駆動レイアウトにより、ドライバーが求める走りの楽しさを追求しています。
2.5Lと3.5Lのガソリンエンジン、そしてハイブリッドモデルと幅広い選択肢があったモデルです。
フラッグシップのLSとコンパクトなISの中間サイズで、日本の道路環境にも適しています。
そして、2015年のマイナーチェンジでは、先進安全装備が大幅に充実しました。
2020年8月の生産終了後も、中古車市場で根強い人気を誇っています。
特にGS300hは2.5Lエンジンとモーターの組み合わせで、23.2km/Lという優れた燃費性能を実現しているのです。
スポーツセダンとしての走行性能と、ハイブリッドならではの経済性を両立させた魅力的なモデルです。
Fスポーツグレードでは、専用のサスペンションチューニングやエアロパーツにより、よりスポーティな走りを楽しめます。
企業の役員車としても多く採用され、丁寧に扱われた良質な個体が中古車市場に多く出回っている点も見逃せません。
CT – プレミアムコンパクトの先駆け

CTは、レクサス初のコンパクトハッチバックとして2011年に登場しました。
ハイブリッド専用モデルとして開発され、34.0km/Lという優れた燃費性能を実現しています。
全長4,320mm、全幅1,765mmというサイズは、都市部での取り回しに優れています。
CTは、レクサスの入門モデルとして、多くのユーザーに支持されました。
現在のUXの前身的な位置づけで、コンパクトSUVへの流れを作ったモデルと言えるでしょう。
2017年以降は、レクサスセーフティシステム+が全車標準装備となりました。
プリウスと共通のハイブリッドシステムを採用しながらも、レクサスならではの上質な走りと静粛性を実現しています。
ボディサイズは、全高1,450mmという低い設定により、立体駐車場の利用も可能な実用性の高さも魅力です。
Fスポーツグレードでは専用サスペンションや18インチアルミホイールを装備し、スポーティな走りを楽しめます。
欧州市場を意識した洗練されたハッチバックスタイルは、日本車離れした上質な佇まいを見せています。
HS – 知られざる割安の穴場

HSは、レクサス初のFF駆動ハイブリッド専用セダンとして2009年に誕生しました。
荷室容量415Lを確保し、ゴルフバッグを4個積載できる実用性の高さが特徴です。
環境性能と快適性を両立させたモデルでしたが、販売面では苦戦しました。
その結果、中古車市場では非常に割安な価格で流通しています。
初代限りで姿を消したため、希少性も高まっています。
HSは、150万円前後で程度の良い個体が見つかる、コストパフォーマンスに優れたモデルです。
また、2.4Lエンジンとモーターの組み合わせで、20.6km/Lという当時としては優れた燃費性能を達成しています。
セダンボディながらFF駆動を採用したことで、広い室内空間と実用的な荷室を両立させていることも魅力です。
バージョンLグレードでは、セミアニリン本革シートやバンブー内装など、上質な装備が充実しています。
不人気モデルゆえに中古車価格が抑えられており、レクサスブランドを手頃に体験したい方にとって最高の選択肢です。
RC/RC F – レクサス最後のV8クーペ

RCは、レクサスのスポーツクーペとして2014年にデビューしました。
流麗なクーペフォルムと、高い走行性能を兼ね備えています。
RC Fは、V8 5.0L自然吸気エンジンで471馬力を発揮する高性能モデルです。
8速SPDS(スポーツダイレクトシフト)との組み合わせで、スポーティな走りを実現しています。
2025年11月には、200台限定のファイナルエディションが発売されました。
自然吸気V8エンジンの官能的なサウンドは、電動化時代において貴重な存在です。
今後、希少価値の上昇が期待される注目モデルと言えるでしょう。
RC300hはハイブリッドモデルとして燃費性能にも優れ、日常使いからスポーツ走行まで幅広く対応します。
そして、ISとGSのプラットフォームを組み合わせた独自の車体構造により、高い剛性と優れた操縦安定性を実現しています。
Fスポーツグレードでは専用チューニングのサスペンションやLSD、ブレンボ製ブレーキなど本格的な装備が揃うことも魅力です。
2025年の生産終了により、レクサス最後の自然吸気V8スポーツクーペとして、コレクターズアイテムとしての価値が高まっています。
UX – コンパクトSUVの先駆け

UXは、レクサスのコンパクトSUVとして2018年に登場しました。
都市部での使い勝手を重視した、クロスオーバーSUVです。
UX300hはハイブリッド、UX300eはピュアEVと、電動化モデルを展開しています。
全長4,495mm、全幅1,840mmのボディは、日本の道路環境に適したサイズです。
レクサスが次世代EVへ本格的に転換する前の、過渡期のモデルと言えます。
UXは、CTの実質的な後継車として、コンパクトカテゴリーを担ってきました。
GA-Cプラットフォームを採用し、低重心化と高剛性化を実現した走りの質感の高さが魅力です。
UX300hは2.0Lエンジンとモーターの組み合わせで、27.0km/Lという優れた燃費性能を誇ります。
都市型SUVとして、取り回しの良さと実用性、そしてレクサスらしい上質感を高いレベルで両立させたモデルです。
比較的新しいモデルのため、先進安全装備や快適装備が充実している点も中古車として魅力的なポイントと言えるでしょう。
レクサス販売終了モデルの中古車事情
レクサスの販売終了モデルは、中古車市場で比較的手頃な価格で流通しています。
高級車ブランドでありながら、手が届きやすい価格帯が魅力です。
高所得者層が新車に乗り換えるサイクルが早く、状態の良い中古車が市場に多く出回る傾向にあります。
保証期間が満了する3年目から5年目のタイミングで、売却が増加することもチェックポイントです。
セダン離れとSUV人気の影響で、特にセダンモデルの価格が下がりやすい状況と言えるでしょう。
価格帯は、最も安いもので50万円台から、高性能モデルでは800万円を超える個体まで幅広く存在します。
流通台数は、GSやCTは豊富な一方、SCやRC Fは希少性が高まっています。
法人需要が高かったGSは、整備記録がしっかり残っている個体が多く、安心して購入できるでしょう。
HSやCTは150万円前後から狙える割安モデルで、初めてレクサスを購入する方に最適です。
RC/RC Fは、ファイナルエディションの完売後、さらに希少化が進み投資対象としても注目されています。
年式の古いモデルは購入時に整備記録の確認が必須ですが、比較的新しいモデルでも価格動向を見極めながら購入タイミングを判断することが重要です。
予算別おすすめレクサス販売終了モデル

予算別にレクサス販売終了モデルのおすすめを紹介していきます。
- ・予算100〜150万円
- ・予算150〜250万円
- ・予算300万円以上
100万円台から300万円以上まで、幅広い選択肢が用意されています。
自分のニーズと予算を照らし合わせながら、最適な1台を見つけましょう。
予算100〜150万円
100万円から150万円の予算では、HSとCTが現実的な選択肢です。
HSは実用性を重視する方に最適で、広い荷室と快適な居住空間を提供します。
CTは燃費性能に優れており、経済的にレクサスを維持したい方に向いています。
この価格帯では、走行距離が10万km前後の個体が中心となりますが、整備記録がしっかりしていれば十分良質です。
購入時には必ず整備記録簿を確認し、定期的なメンテナンスが行われているかチェックしましょう。
HSであれば100万円前後、CTであれば120万円前後が狙い目の価格帯です。
初めてレクサスを所有する方にとって、手頃な価格で高級車の世界を体験できる絶好のチャンスと言えるでしょう。
予算150〜250万円
150万円から250万円の予算帯は、レクサス販売終了モデルの中で最も選択肢が豊富です。
GSは、走行性能と快適性のバランスが取れた万能なセダンです。
CT後期モデルは、レクサスセーフティシステム+が標準装備され、安全性が大幅に向上しています。
IS 2代目は、FR駆動のスポーティな走りを楽しみたい方に最適でしょう。
この価格帯では、走行距離5万km前後の個体も多く見つかります。
GSであれば「GS300h Iパッケージ」、CTであれば「Fスポーツ」、ISであれば「IS300h Fスポーツ」がおすすめのグレードです。
走行性能を重視するならIS、燃費と快適性ならGS、コンパクトさならCTという選び方ができます。
予算300万円以上
300万円以上の予算があれば、より上質なレクサスを購入可能です。
RCは、スポーツクーペとしてのデザインと走行性能を堪能できます。
GS後期型は、先進安全装備や快適装備が充実しており、長距離ドライブも快適でしょう。
この価格帯では、走行距離が3万km以下の良質な個体を選べます。
ワンランク上のレクサスオーナー体験を求める方に適した選択です。
特にRCは今後の希少価値上昇が見込まれるため、長期保有を前提とした投資的な視点でも魅力的といえます。
RC「Fスポーツ」やGS「バージョンL」など、上級グレードを選択できる点も大きなメリットです。
まとめ
レクサスの販売終了モデルは、中古車市場で多く流通しています。
GSはバランスの取れた万能セダン、CTは燃費性能、HSは割安、RCは希少性という、それぞれ異なる魅力を持っています。
中古車相場は概ね安定しており、急激な価格変動の心配は少ないでしょう。
100万円台から300万円以上まで、予算に応じた豊富な選択肢が用意されています。
憧れのレクサス品質を、新車の半額以下という手頃な価格で購入できるチャンスとも言えるでしょう。
購入の際は、必ず整備記録簿を確認し、定期的なメンテナンスが行われているか確認しましょう。
特にRC/RC Fは、今後さらに希少化が進むため、早めの決断がおすすめです。

