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レクサスのおすすめSUVランキング|購入前に知っておきたい特徴

2025.12.30


レクサスは2025年12月現在、8種類のSUVをラインナップしています。
最小サイズのLBXから最上級のLXまで、各モデルには明確な個性と用途の違いがあるのです。
本記事では、人気ランキング形式での車種紹介、選び方のポイント、購入前に確認すべき重要事項を詳しく解説します。
レクサスSUVの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

レクサスSUVラインナップ全8車種の基本情報

レクサスSUVは、コンパクトなLBXから大型のLXまで幅広いサイズ展開が特徴です。
2025年12月現在のラインナップは以下の8車種となります。

  • ・LBX:最小サイズのプレミアムコンパクト
  • ・UX:都市型コンパクトSUV
  • ・UX300e:レクサス初のBEVモデル
  • ・NX:バランスに優れたミドルクラス
  • ・RZ:電気自動車専用ミドルSUV
  • ・RX:レクサスSUVの代表格
  • ・GX:本格オフローダー
  • ・LX:最上級フラッグシップモデル

ガソリン、ハイブリッド、プラグインハイブリッド、電気自動車まで、多様なパワートレインを用意しているのも大きな魅力です。
それぞれの基本情報について解説していきます。

LBX:最小サイズのプレミアムコンパクト


LBXは2023年に登場したレクサス最小のSUVです。
全長約4.2mというコンパクトなボディながら、レクサスブランドらしい高級感を追求しています。
搭載される1.5L直列3気筒ハイブリッドシステムは、クラス最高水準の燃費性能と静粛性を実現しました。
エクステリアは従来とは異なる新デザインのスピンドルグリルを採用し、未来的なスタイルを表現しています。
インテリアはスポーティな「Cool」と上品な「Relax」の2つのデザインから選択できます。
街乗りでの取り回しの良さと優れた燃費性能が最大の魅力でしょう。

UX:都市型コンパクトSUV


UXは2018年に登場し、レクサスSUVの入門モデル的な位置づけとなっています。
全長約4.5m、立体駐車場に対応可能な全高に設定されており、都市部での使い勝手に優れています。
ハイブリッドモデルのUX250hは優れた燃費性能により、経済性と環境性能を両立させました。
トヨタC-HRとプラットフォームを共有していますが、ボディ剛性やハンドリング、静粛性はレクサスらしい高品質に仕上げられています。
俊敏なハンドリングとキビキビとした走行性能が特徴で、日常の運転を楽しくしてくれるでしょう。
グレードはバージョンC、バージョンL、Fスポーツの3種類が用意されています。

UX300e:レクサス初のBEVモデル


UX300eは2022年12月に発売された、UXの電気自動車版です。
2025年12月現在は新車販売が終了していますが、中古車市場での流通は続いています。
一充電航続距離は512km(WLTCモード)を実現し、日常使いには十分な航続性能を持っています。
電気自動車ならではの滑らかな走り出しと、極めて高い静粛性が大きな魅力でしょう。
さらに、モーター駆動による力強い加速性能も体感できます。
環境性能と高級感を両立させた一台として、エコ意識の高いユーザーから支持を集めているモデルです。

NX:バランスに優れたミドルクラス


NXは2021年にフルモデルチェンジを受け、2025年12月現在も人気の高いレクサスSUVです。
全長約4.66mというサイズは、トヨタ・ハリアーより少し小さく、都市部でも郊外でも扱いやすい絶妙なバランスとなっています。
パワートレインはガソリンとハイブリッド、プラグインハイブリッドの3種類から選択可能です。
2024年には、アウトドア志向のOVERTRAILグレードが追加され、SUVらしい力強いスタイリングが特徴となっています。
12.3インチフル液晶メーターや三眼式LEDヘッドランプなど、先進装備も充実しています。
先進安全装備「Lexus Safety System+」の機能も拡充され、安全性能も高いレベルです。
5人乗りの室内空間は快適で、実用性とプレミアム感のバランスが取れた一台と言えるでしょう。

RZ:電気自動車専用ミドルSUV


RZはレクサス初の電気自動車専用モデルとして開発されたモデルです。
UX300eが既存モデルのBEV化だったのに対し、RZは最初から電気自動車として設計されています。
ボディサイズはRXより小さめで、全長約4.8m、全高を低めに設定した低重心のミドルサイズSUVです。
グレードはFFモデルのRZ300eと4WDモデルのRZ450eの2種類が用意されています。
どちらのモデルも滑らかな走り出しと、電気自動車ならではの高い静粛性を実現しています。
デザインは電気自動車でありながら、レクサスらしい高級感と威厳を感じさせる仕上がりです。
電気自動車に興味があり、走行性能も重視する方には魅力的な選択肢でしょう。

RX:レクサスSUVの代表格


RXは1998年に北米でデビューし、レクサスSUVの歴史を築いてきた車種です。
2022年11月には5代目へとフルモデルチェンジを果たし、さらに進化を遂げました。
全長約4.89mのボディは、3列シート設定も可能で6〜7人乗りにも対応しています。
エクステリアには「スピンドルボディ」デザインを採用し、塊感のあるボディと一体化したフロントグリルが特徴的です。
パワートレインは、ハイブリッド、ターボ、プラグインハイブリッドと多彩なラインナップを誇ります。
高級セダンに匹敵する乗り心地と上質な室内空間が最大の魅力です。
視界が広くハンドリングもスムーズなため、長距離移動でも快適に過ごせます。

GX:本格オフローダー


GXは2025年に通常販売開始予定の新型モデルです。
2024年6月には「OVERTRAIL+」が限定100台での抽選販売が行われ、高い注目を集めました。
このモデルはランドクルーザー250の姉妹車に位置づけられています。
全長約4.89mのボディは、LXよりもカクカクとした無骨なデザインが特徴です。
本格的なオフロード性能を持ちながら、オンロードでの快適性も両立させているのが大きな魅力でしょう。

LX:最上級フラッグシップモデル


LXは2022年1月にフルモデルチェンジを受けた、レクサスSUVの最上級フラッグシップモデルです。
全長約5.1m、全幅約2.0mという堂々としたサイズが、圧倒的な存在感を放っています。
トヨタ・ランドクルーザーをベースとしており、高い悪路走破性を誇ります。
さらに、搭載される3.5L V6ツインターボエンジンは、力強い走りを楽しめるでしょう。
指紋認証スタートスイッチなど、先進的なセキュリティ装備も標準装備されています。
最上位グレードのEXECUTIVEは4人乗り仕様となっており、後席は独立型のキャプテンシートで最高の快適性を味わえます。
最高級志向で、本格的なオフロード性能も重視する方に相応しい究極の一台でしょう。

レクサスおすすめSUVランキングTOP5

全8車種の中から、市場評価や販売実績、ユーザー満足度を基準に人気の高い5車種をランキング化しました。
総合的なバランスと人気度を考慮した順位となっています。

  • ・第1位:NX
  • ・第2位:RX
  • ・第3位:LBX
  • ・第4位:UX
  • ・第5位:LX

それぞれのモデルには得意とする使用シーンがあり、用途によっては順位が変わることもあります。
自分のライフスタイルと照らし合わせながら、参考にしてください。

第1位:NX

NXが1位となった理由は、サイズ、価格、性能のバランスが最も優れているためです。
全長約4.66mというサイズは、都市部でも郊外でも扱いやすく、日本の道路環境に最適です。
プラグインハイブリッドモデルを選択すれば、経済性と環境性能を高いレベルで両立できます。
また、5人乗りの室内空間は、ファミリー層にとって必要十分な広さを確保しています。
ガソリン、ハイブリッド、プラグインハイブリッドという3種類のパワートレインから選べる点も魅力です。
先進安全装備「Lexus Safety System+」が充実しており、家族を乗せる際も安心です。
リセールバリューも高く、将来的な買い替え時にも有利な条件となるでしょう。

第2位:RX

RXが2位となった理由は、レクサスSUVの代表格としての高いブランド力にあります。
1998年の初代モデル登場以来、ラグジュアリーSUVのパイオニアとして進化を続けてきました。
長距離移動での快適性は、全モデルの中でも突出しています。
3列シート設定を選択すれば、6〜7人での乗車が可能となり、多人数での移動にも対応可能です。
静粛性と乗り心地の高さは、高級セダンに匹敵するレベルに達しているでしょう。
内装の品質も極めて高く、本革や本木目などの高級素材が惜しみなく使用されています。
ビジネスシーンでの使用にも最適で、取引先への送迎などでも恥ずかしくない一台です。

第3位:LBX

LBXが3位となった理由は、レクサスブランドを手軽に楽しめるエントリーモデルだからです。
全長約4.2mというコンパクトサイズは、街中での取り回しの良さが最大の魅力です。
また、1.5L直列3気筒ハイブリッドシステムは、クラス最高水準の燃費性能を実現しています。
狭い道路や小さな駐車場でも、ストレスなく運転できます。
2名から4名での使用であれば、十分な快適性を味わえるでしょう。
初めてレクサスを購入する方や、セカンドカーを探している方に最適です。

第4位:UX

UXが4位となった理由は、実用性とプレミアム感のバランスが取れているためです。
全高が立体駐車場に対応しており、機械式駐車場も利用可能な点は大きなメリットと言えます。
ハイブリッドモデルに加えて、電気自動車のUX300eという選択肢があるのも魅力です。
キビキビとした走行性能は、日常の運転を楽しくしてくれます。
さらに、一人から二人での使用であれば、快適性は十分に確保されています。
そのため、都市部での使い勝手は抜群で、日常使いには困りません。
コンパクトなレクサスSUVを探している方には、魅力的な選択肢と言えます。

第5位:LX

LXが5位となった理由は、特定のニーズに応える究極のSUVだからです。
全長約5.1m、全幅約2.0mという圧倒的なサイズは、所有する喜びを強く感じさせてくれるでしょう。
本格的なオフロード性能を持ち、どんな悪路でも走破できる頼もしさがあります。
内装には最高級の素材が惜しみなく使用され、レクサスの頂点に相応しい仕上がりです。
さらに、4人乗りのEXECUTIVEグレードは、後席の快適性を極限まで追求した贅沢な仕様となっています。
最高級の体験を求める方には、これ以上ない選択肢となるでしょう。

レクサスSUV購入前に確認すべき3つのポイント


レクサスSUVは高級車であるため、購入後に後悔しないための事前確認が重要です。
実際の使用環境と車両スペックが合致しているかを、以下の項目に沿ってチェックしましょう。

  • ・サイズと駐車環境の適合性を確認する
  • ・パワートレインと燃費性能を確認する
  • ・予算と維持費を確認する

それぞれの確認すべきポイントについて解説していきます。

サイズと駐車環境の適合性を確認する

購入前の確認として重要なのが、自宅駐車場のサイズを把握することです。
全長、全幅、全高の3つの寸法を、必ず実測して確認しましょう。
立体駐車場を利用する場合は、高さ制限と幅制限に注意が必要です。
マンションの機械式駐車場では、柱と柱の間隔やドアの開閉スペースも確認しなければなりません。
サイズを把握する事は、狭い住宅街の道路を頻繁に通る場合は、取り回しのしやすさも重要な判断材料となります。
可能であれば、購入前に実車を自宅駐車場に停めてみて、実際のサイズ感を確認することもおすすめです。

パワートレインと燃費性能を確認する

レクサスのSUVには、ガソリン、ハイブリッド、プラグインハイブリッド、電気自動車の4種類があります。
年間走行距離を基に、燃料費のシミュレーションを行うことが大切です。
ハイブリッドモデルは燃費性能が20km/Lを超えるものが多く、長期的なランニングコストを抑えられます。
プラグインハイブリッドは電気走行可能距離内の使用であれば、さらに燃料費を削減できるでしょう。
電気自動車のUX300eやRZを選ぶ場合は、自宅での充電環境整備が必須となります。
市街地走行が中心か、高速走行が多いかによっても、最適なパワートレインは変わってくるのです。
ターボエンジン搭載モデルは、力強い加速性能が魅力ですが、燃費はハイブリッドより劣ります。
環境性能と実用性のバランスを考え、自分の使用スタイルに合ったパワートレインを選択しましょう。

予算と維持費を確認する

レクサスSUVの購入では、車両本体価格だけでなく総保有コストの検討が必要です。
自動車税は排気量によって異なり、2.5L以下、2.5L超3.0L以下、3.5L超で税額が変わります。
任意保険料は車両価格が高いため、車両保険を付けると高額になる傾向があります。
車検費用や定期メンテナンス費用も、一般的な国産車より高めに設定されている可能性もあるのです。
ただしレクサスでは、新車購入後3年間は「レクサスケアメンテナンスプログラム」により、点検・整備が無料で受けられます。
燃料費は年間走行距離とパワートレインによって大きく変わるため、事前に試算しておくことが重要です。
これらの要素を総合的に判断し、予算に応じた現実的な選択をしましょう。

まとめ

レクサスSUVは全8車種の豊富なラインナップを誇り、それぞれが特徴を持っています。
レクサスのSUVは、最小のLBXから最上級のLXまで、サイズや価格帯も幅広く展開されています。
おすすめランキングでは、NX、RX、LBX、UX、LXの順で人気の高い5車種をご紹介しました。
NXは万能性に優れ、RXは上質な乗り心地が魅力です。
LBXは街乗り重視、UXは実用性とのバランス、LXは究極の高級SUVとして位置づけられます。
購入前に確認すべき3つのポイントは、サイズと駐車環境、パワートレインと燃費性能、予算と維持費です。
これらをしっかりと確認することで、自分に合った一台を見つけられるでしょう。