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レクサスの燃費が悪いというのは本当?燃費の良いレクサス車を紹介

2024.04.30

レクサス 燃費

レクサスは魅力的な高級車として、多くのユーザーから評判を集めています。

しかし、車として使用する以上は、デザインや内装の快適性、高級感などだけではなく、乗り物としての性能も非常に重要です。

特に、日常的に車を使用する人にとっては、車の燃費は気になるポイントです。
レクサスは非常に魅力的な高級車ですが、燃費はどうなのでしょうか。

そこで本記事では、レクサスという車の解説から、レクサスのうち燃費の良い車やライバル車との比較、またレクサスの燃費を良くするための方法について解説していきます。

レクサスとはどんな車?燃費は?

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まずは、レクサスがどのような特徴・魅力を持っている車なのかについて、そしてレクサスという車の燃費について解説していきます。

レクサスの特徴

レクサスというブランドは、トヨタがグローバルに展開している高級ブランドです。
レクサスブランドは1989年、北米で導入されました。

また、日本国内で「高級車」というと、外国車の印象が強かったものの、レクサスの登場により、「国産の高級車」という選択肢が加わったのです。
レクサスブランドの車の全体的な特徴は、高級感溢れる洗練された内外観のデザインと、快適性が高い点などが挙げられます。

また、国産という安心感に加えて安全面でも先進的な機能が充実しています。
燃費についても、先進的な取り組みがなされており、ハイブリッド車やEV車という「クリーンなドライブ」への展開が積極的に行われているブランドです。

レクサスの燃費は本当に悪い?

車の燃費を考えるとき、あくまで「リッターあたりの走行可能距離」と考えれば、確かにレクサスの一部の車種・モデルは、他社のメーカーの車両に劣るケースもあります。

しかし、これはレクサスという車の特殊性を考える必要があるでしょう。
レクサスは、他社のメーカーの同クラスの車種と比べて、高級感のある装備や内装、高性能なエンジンを搭載しています。
それに加え、ただ走行するだけではなく、運転手・同乗者の快適性を高めるための技術も豊富に取り入れています。

また、燃費効率の向上に積極的に取り組んでいるモデルもあり、ハイブリッド車やEV車などの製造開発も進んでいるブランドなので、燃費も日々向上しています。

レクサスのWLTCモードとは?

WLTCモードとは、燃費を計測する国際的な試験方法のひとつです。
WLTCは「Worldwide Harmonized Light Vehicles Test Cycle(世界統一試験サイクル)」の略語です。

WLTCモードでは、「市街地モード」「郊外モード」「高速道路モード」という3つのモードで燃費の計測を行って、それぞれの燃費とそれらを総合したWLTCモードでの燃費を表示するという方法をとっています。

さまざまな走行シナリオを想定し、実際の運転状況に近い条件で燃費・排出ガスの排出量などを評価するために設計されたモードです。
日本では、2018年10月から発売される車種について、WLTCモードでの燃費の表示が義務付けられました。

異なる車種同士の燃費を比較したい場合は、WLTCモードを参考にすると良いでしょう。

WLTCモード以外のモードもある?

燃費を確認すると、WLTCモード以外に、「JC08モード」という記載があるのを目にしたことがある方もいるでしょう。

この「JC08モード」というのは、日本でWLTCモードを採用する以前に日本独自の計測・表示方法で表示していたモードで、「国土交通省審査値」とも呼ばれています。

JC08モードでは、エンジンが冷えた状態から計測を始めて、速度を変えて実際に走行パターンに近づけて試験をするという方法で計測しています。
WLTCモードでは、市街地・郊外・高速道路という3つのモードを計測して総合値を算出するために、それぞれのモードの値を記載することが多いです。

一方、JC08モードでは、平均速度や最高速度を引き上げて実際の走行パターンに近い条件で数値を算出するために、◯◯km/Lというように、ひとつの数値だけが表記されるのが特徴です。

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レクサス燃費が良い車トップ10

ここからは、実際にレクサスで燃費が良いとされる車のトップ10を解説します。

モデル WLTC燃費 JC08燃費
CT 23.9km/L 30.4km/L
UX 26.3km/L 27km/L
ES 22.3km/L 25.1km/L
GS 23.2km/L
IS 9km/L 23.2km/L
RC 17.8km/L 23.2km/L
NX 22.2km/L 21km/L
HS 20.6km/L
RX 20.2km/L 18.8km/L
LS 9.5km/L 16.5km/L

レクサスの燃費が良い車上位3台をご紹介

上記の表からも分かるように、レクサスの車種のうち、燃費が良いとされている車の上位3台は「CT」「UX」「ES」です。

それぞれの車の特徴と燃費について解説していきます。

Top1:レクサスCT

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レクサスCTは、レクサスの中で唯一のハッチバックモデルで、2011年1月に誕生したモデルです。

力強い加速や、高速走行からのさらなる加速など、パワフルな走りが特徴的です。
また、スムーズな操舵性によって、都市など「街乗り」でも快適に乗りこなせるでしょう。

レクサスCTは、正しくはレクサスCT200hと呼ばれ、「h」がハイブリッドを表しています。

加速性能よりも燃費性能を優先させるエコモードを搭載するなど、燃費性能が高いモデルであると評価できます。
燃費を良くするためには、特に街乗りなどの場面でエコモードを積極的に活用すると良いでしょう。

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Top2:レクサスUX

レクサスUXは、多数あるレクサスのモデルの中でも上質でコンパクトなSUVとして高く評価されています。

また取り回しがしやすく、丁良いボディサイズで扱いやすい点で人気を誇っています。
燃費については、CTと同様にエコモードを搭載しており、燃費を向上させる仕組みを持っています。

また、カーナビと連動してバッテリーの充放電を制御する「先読みエコドライブ機能」も搭載されているので、力強い走りを楽しみたいとき以外は、エコモードなどを活用すると良いでしょう。

Top3:レクサスES

レクサスESは、「ミドルアッパーセダン」と位置づけられるモデルです。

セダンとしての実用性を確保しつつも、レクサスらしい高級感・上質感を保った美しいデザインを両立させているのが特徴です。
燃費については、バッテリーの変更により燃費性能の向上が図られ、WLTCモード・JC08モードいずれにおいても、旧モデルを上回る燃費性能を記録しています。

ただし燃費向上には、積載重量に気を配ることや、急加速・急停止を避けることなどの注意が必要です。

レクサスのライバル車と燃費比較

ここまでは、レクサス車のラインナップの中での燃費順位を比較していきました。
ここからは、レクサス以外のライバル車と燃費を比較してみましょう。

ヤリスクロスと比較

トヨタの人気都市型コンパクトSUV「ヤリスクロス」との燃費の比較は、以下のとおりです。

モデル 燃費(WLTCモード)
ヤリスクロス 17.1km/L~30.8km/L
レクサスLBX 27.7km/L~26.2km/L

ハリアーと比較

トヨタの人気車種、ハリアーとレクサスの燃費の比較は、以下のとおりです。

モデル 燃費
ハリアー 14.7km/L~15.4km/L
NX300 11.7km/L~22.2km/L

メルセデス・ベンツSクラスと比較

メルセデス・ベンツの人気車種、メルセデス・ベンツSクラスとレクサスの燃費の比較は、以下のとおりです。

モデル 燃費
メルセデス・ベンツSクラスS400d系 13.7km/L
メルセデス・ベンツSクラスS500系 11km/L
LS500h 13.6km/L
LS500 10.2km/L

レクサス新型LBXが登場!

2023年11月に、レクサスに新型LBXが登場しました。
このレクサスLBXの特徴や燃費について、解説していきます。

新型LBXってどんな車?

レクサスの新型LBXは、コンパクトサイズのクロスオーバーSUVとして高い人気を誇っています。

コンパクトサイズながらも、走り・デザインともに上質である車であるとされ、インテリアやエクステリアにもこだわりがみられるデザインです。

また、プラットフォームには「GA-B」が採用され、基本素性と電動化技術が向上しています。
そして、グレードはシンプル&モダンな「Cool」と、落ち着き&華やかさの「Relax」の2通りが導入されているのです。

新型LBXのパワーユニットと走行性能

新型LBXのパワーユニットは、1.5L 直列3気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドが採用されています。

電動化技術の向上はパワーユニットに現れており、エンジン・モーター・電池とそれぞれの性能を十分に引き出すことができる設計となっています。

新型LBXの燃費性能

新型LBXの燃費は、2WD(FF)とAWD(E-Four)があります。
燃費は以下のとおりです。

モード 2WD AWD
WLTCモード燃費 27.7km/L 26.2km/L
市街地モード 28.1km/L 24.7km/L
郊外モード 29.8km/L 28.8km/L
高速モード 26.4km/L 25.3km/L

レクサスの燃費を良くするための方法に注意すること

レクサスはハイブリッドの採用や、「エコモード」の搭載により、従来よりも燃費性能は向上しています。
しかし、機能だけにとらわれず、運転手の注意によっても、燃費性能を向上させることが可能です。

以下では、排気量が比較的多いレクサスにおいて、燃費を向上させるためにドライバーが注意するべきポイントについて解説していきます。

加速を維持する方法

車の「加速」に慣れていない方は、目的の速度に至るまで徐々にアクセルを踏んで速度を上げるという運転をしてしまう傾向にあります。
エンジンに負担をかけず、燃費を向上させているようにもみえますが、実はアクセルを踏んでいる時間は燃料を大きく消費しているのです。

長期間この運転をしてしまうと、燃費が悪くなってしまう可能性があります。

そのため、ある程度アクセルを踏み込んで加速し、目的の速度まで到達するとアクセルを緩めて速度を維持する運転方法をすることで燃費を向上させることができるでしょう。

エンジンブレーキを使用する

急ブレーキをかけてしまうと燃費が悪くなったり、車の部品に負荷をかけてしまう可能性があります。
街乗りなどでの運転の際にフットブレーキを多用してしまうというドライバーもいるでしょう。

このような場合に、エンジンブレーキを活用することで、燃費性能の向上に繋がります。
このエンジンブレーキの活用が燃費に貢献する理由は、エンジンの回転数にあります。

停止と発進を繰り返すような場合では、フットブレーキのみで減速するとエンジンの回転数が下がってしまい、再度同じ回転数まで上がるのに燃料を消費してしまいます。

エンジンブレーキを活用すると、フットブレーキによる減速と比較してエンジンの回転数が緩やかに下がるため、結果的に燃費が向上できる可能性が高いです。

省燃費タイヤを装備する

タイヤは地面に接地して転がることで車を前進しますが、接地面とタイヤに対して発生するのが「抵抗」です。

この抵抗が大きいと同じ力でも車は進みづらくなり、抵抗が小さいほど、車は進みやすくなります。
抵抗を少しでも小さくするために「省燃費タイヤ」を装備するのがおすすめです。

省燃費タイヤは抵抗が少なく、少しの力をかけるだけで多くの回転数を生み出すことができるため、燃料を節約しつつ前進のエネルギーを生み出すことができるのです。

まとめ

レクサスの燃費について、燃費が良いとされるモデルの特徴や、他社の車との燃費比較を解説していきました。

燃料代は、車に乗る上で決して無視することができない出費です。
できるだけ燃料代を抑えるためには、燃費性能の良い車を選定するのが近道でしょう。

また、燃費は車のモデルによって決まるわけではなく、ドライバーの運転方法によっても大きく左右されます。
本記事で解説した燃費を向上させるためのポイントを意識して運転することを心掛けると、さらに燃費効率が良くなるでしょう。

本記事を参考に、自分の用途に合った燃費の良いレクサスを選びましょう。

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